レジャー人物お店・企業八王子市

チョークアートで自分時間を楽しもう

黒地の板に、色とりどりの絵や飾り文字が目を引くチョークアート。お店の看板というイメージがありますが、ウェルカムボードや表札、部屋のインテリアとして個人で楽しむ人も増えています。お出掛けがままならないこんな時こそ、カラフルでポップなチョークアートで、自分時間を楽しんでみませんか?

チョークアートとは?

チョークアートとは、黒地の板に、特殊なチョークと技法を用いて描くアート作品。1990年頃オーストラリアで誕生し、お店の看板や店内掲示メニューなど、日常に溶け込んだアート作品として発展しました。日本に登場したのは、2000年代に入ってから、カフェの流行と共に浸透したといわれています。

「日本で〝チョーク〟というと、黒板の板書で使うものを思い浮かべるかもしれませんが、〝オイルパステル〟というクレヨンに似た画材を使って描きます」と教えてくれたのは、チョークアートアーティストとして活動する佐藤真理さん。オーストラリアに滞在中、チョークアートの考案者であるモニーク・キャノン氏の住み込みアシスタントとして弟子入り。2005年には、現地の専門学校『モニークチョークアートスクール』の日本校を任され、本校と同じカリキュラムで学べるプロ養成講座や講師養成講座の指導者として、これまで約500人の卒業生を送り出してきました。

手書きの風合いがチョークアートの魅力

鮮やかな配色、ポップなデザイン、そして手書きの風合いがチョークアートの魅力。「ブラックボードに下絵を描き、着色していきます。クレヨンより柔らかい材質なので、指で伸ばしたり、なじませたりすることで、奥深いグラデーションや立体感のある表現を作り出しています。出来上がった作品には、保護スプレーをかけるため、こすれたり、消えたりすることはありません。直射日光による退色は若干ありますが、室内であれば半永久的に美しさを保てるので、インテリアにも向いています。

モチーフも定番の食べ物やお花の他、動物や似顔絵などさまざまあり、結婚祝いや新築祝いのプレゼントにオーダーする方も多いそうです。

佐藤真理さんが運営する「マリズチョークアート」では、本格的なプロフェッショナルコースもありますが、習い事としても楽しむことができるエンジョイコースもご用意。初心者向けの体験コースもあり、2時間半で19cm角ほどの絵を完成することができます。下絵はトレースですので絵心がなくても大丈夫。画材も用意していますので、塗り絵感覚で楽しめます。

オンラインレッスンを導入

コロナ感染症対策のため、一昨年からは動画やオンラインでのレッスンも導入。季節に合わせたモチーフを気軽に学ぶことができる人気の講座となっています。見る人を元気にすることのできるチョークアート。コロナ禍で制約が多い時期ですが、自宅でも楽しめるので是非、挑戦してみてください。

  • マリズチョークアート
  • 八王子市上野町9‐101
  • ☎︎042-623-6473
  • モニークチョークアート日本校の運営
  • チョークアート看板の受注制作・画材販売など

ショッパー 八王子周辺版 9月10日号掲載

トップへ戻る
タイトルとURLをコピーしました
sub1
sub1
previous arrow
next arrow