宝塚にときめいて

宝塚にときめいて 第9幕「宝塚の人事異動 ―組替え―」

東京宝塚劇場では宙組公演「シャーロック・ホームズ」とショーが上演中(9月26日が千秋楽)。コロナ緊急事態宣言下ですので、劇場内では飲食物の販売自粛、検温と消毒の徹底、観客同士の会話も禁止と、ファンにとってはつらい環境ではありますが、上演継続のため、ルールを守り静かに観劇しております。

さて、今公演千秋楽の翌日付で、八王子出身の宙組男役スター凛城きら(りんじょうきら)さんが、宙組から専科に組替えになります。組替えとは宝塚における人事異動です。宝塚には、花・月・雪・星・宙の5つの組とプロフェッショナルとしてどの組にも出演できる専科があります。その所属する組が替わること、組⇔専科へ替わることを組替えと言います。凛城さんは今年で研究科16年生。青年から老年までの男役から女役もこなします。歌は難曲を熱唱しますし、ダンスも見事。凛城さんの専科異動が発表になった時、多くの人が納得の人事だと思いました。

私の知る限り、組替えは栄転です。組替え後の生徒さんは一層輝いていますし、スターとしての地位をも上げていると感じます。専科でのご活躍が楽しみですが、今公演は凛城さんが熱演するシャーロック・ホームズの兄マイクロフト役を全力応援したいと思います。

「シャーロック・ホームズ」では殴られるシーンも熱演

絵:ボン乃セリ美
宝塚ブロガーで
イラストレーター

文:叶也 妙
八王子在住の宝塚ファン。
昨年の観劇回数は51回

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