宝塚にときめいて

宝塚にときめいて 第10幕「宝塚の新人公演とは」

東京宝塚劇場では11月20日から12月26日まで星組公演「柳生忍法帖」とショー「モアー・ダンディズム」が上演中です。コロナが収まってきたので、劇場内でも観客同士の会話が少しできるようになりました。

さて、今回は新人公演について解説します。宝塚大劇場と東京宝塚劇場の公演期間中に1日だけ行われる公演で、略して「新公」と呼ばれています。「新公」に出演するのは入団1〜7年目の若い生徒さんたちで、今まさに公演中の作品を新人公演メンバーだけで演じる特別な公演です。男役トップスター・トップ娘役は、ほぼ全員が新公主演やヒロイン経験者。入団7年目までに主演をすることは、トップスターへの登竜門です。また新人公演では、本公演ではセリフがない役の生徒さんも、セリフや歌がある場面を演じるので、ファンにとっては原石=未来のスター発掘の場でもあります。

宝塚と東京で各1回だけの公演であるため、新人公演のチケットは一般販売で買える確率はとても低く、私のような観劇達人でも1年に1回は入手できても、2回は無理。諦めることが多かったのですが、なんと!前回の東京宝塚劇場の新人公演からライブ配信が始まりました。星組東京公演中の新人公演は12月2日です。今から楽しみでなりません。

「ベルサイユのばら」で熱演のあまりかつらが外れるの図。
新人公演では思わぬハプニングも

絵:ボン乃セリ美
宝塚ブロガーで
イラストレーター

文:叶也 妙
八王子在住の宝塚ファン。
昨年の観劇回数は51回

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