宝塚にときめいて

宝塚にときめいて 第11幕「タカラジェンヌの 1年間」

新年の東京宝塚劇場では1月2日〜2月6日まで花組公演「忠臣蔵ファンタジー 元禄バロックロック」と花組誕生100周年のショーが上演中です。新春早々の公演に備えて、花組生徒とスタッフは昨年12月28日から東京で舞台稽古や諸準備をしていました。今回は宝塚生徒さんの1年間についてお話したいと思います。

タカラジェンヌ(歌劇団の生徒)の1年間はとてもハードです。1年間で、本公演(宝塚大劇場と東京宝塚劇場で約1か月行われる公演のこと)2回と、組メンバーが2、3チームに分かれて行う特別公演(全国ツアーやコンサート、梅田芸術劇場や都内の劇場の公演)に2回に出演します。本公演のお稽古1か月半⇒公演3か月⇒1週間の休み⇒特別公演のお稽古1か月⇒公演1か月⇒1〜2週間の休み⇒本公演のお稽古1か月半⇒公演3か月⇒1週間の休み⇒特別公演のお稽古1か月⇒公演1か月⇒1〜2週間の休み⇒本公演のお稽古1か月半⇒…というサイクルです。

とにかくタカラジェンヌの1年間は体力勝負。その上、コロナ感染に細心の注意を払いつつ、舞台に立ち続けるための健康管理や美容の維持を常にしなくてはなりません。舞台技術のみならず、超人的な自己管理能力が備わっていなければとても務めることができないお仕事なのです。


お疲れのあまり、ロケットの出番前に袖で寝てしまう下級生の図

絵:ボン乃セリ美
宝塚ブロガーで
イラストレーター

文:叶也 妙
八王子在住の宝塚ファン。
昨年の観劇回数は92回

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