ピンク色のシャツを着たり、ピンク色のものを身につけて「いじめ反対」の意思を示すピンクシャツデー月間。2022年は2月23日(水・祝)にピンクシャツデーを迎えます。相模原市もこの精神に賛同し、2月21日(月)から25日(金)を“さがみはら ピンクシャツウィーク”とし、市職員一人ひとりが今できることに取り組み、この運動に込められた思いを皆さんに伝え、広く参加を呼び掛けます。
市の主な取り組みアクション
アクション①
市長をはじめ、多くの市職員がピンク色のものを身につけます。
アクション②
市の施設で、チラシの配架やポスター及びピンクシャツの折り紙の掲出を行います。
アクション③
市役所本庁舎や図書館に特設ブースを設け、いじめ防止の取組などを記載した折り紙を配布します。
アクション④
ハッシュタグ「#ピンクシャツデー神奈川」(ピンクシャツデー神奈川推進委員会発案)をつけて、この運動に込められた思いなどを市のSNSで発信するとともに、皆さんに参加を呼び掛けます。
相模原市立小・中学校等のいじめ防止の取組
いじめを防止し、児童生徒が生き生きと安心して生活し、学ぶことができる環境を整えるため、「相模原市いじめの防止等に関する条例」を制定しています。また、5月と11月を「いじめ防止強化月間」とし、学校・家庭・地域・行政が一体となった取組を進めています。その他、いじめのない社会をめざし、いじめ相談ダイヤルの設置、いじめ防止フォーラムの開催、様々な啓発活動を行っています。
困ったときや辛いときは、ひとりで悩まず相談しましょう。
いじめ相談ダイヤル
☎️042-707-7053(児童生徒に関する相談)
(参考)
いじめ防止への取組について
ピンクシャツデーの始まりについて
ピンクシャツデーは、カナダの高校生がはじめた「いじめ反対」運動です。
2007年、カナダ・ノバスコシア州――――
中学3年の男子が、ピンク色のポロシャツを着て登校したことを発端に、性的なからかいや暴行などのいじめにあいました。それを知った高校3年生の男子2人が、「いじめはもうたくさんだ」と、ピンク色のシャツを買い集め、学校のネット掲示板やメールを通じて、「明日、みんなでピンクのシャツを着よう!」と呼びかけました。翌朝、みんなに配ろうと大量のシャツをもって学校に行くと、そこには、みずからピンク色のシャツや小物を身に着けて登校する生徒たちの姿が・・・。彼らの呼びかけを知った人たちが情報を拡散し、多くの生徒たちが賛同。学校中がピンク色になったのです。これによって、いじめを受けた生徒は安心して学校に通えるようになり、その学校でのいじめは自然になくなったといいます。
ピンクシャツデー神奈川 特設サイト