JR「高尾駅」南口から歩いて3分程の所に、名前もお店も愛らしい「てまりや食堂」があります。こちらのご主人は以前、「牛若丸」という老舗の海鮮居酒屋を営業していた方で、同じ建物の2階で新たなお店を営業されています。

お店の目印は、道路沿いに置いてあるとってもかわいい「ご主人手づくり」のランチ見本🤗お店への入り口は、建物左側から階段を上ります。早速リニューアルしたランチをいただきに行ってきました。
ランチリニューアルのポイント
今回のランチリニューアルで、とにかく品数がドドーンと増えました。どの定食にもメイン料理に、3種盛り・本日の小鉢・サラダ・あら汁・ご飯・コーヒーor紅茶が付いており、おぼんにビッシリと埋まった「見た目」も「お口の中」も、贅沢なランチタイムが楽しめます。定食の種類は以下の8種類。
- ブリたたき御膳
(九州産の新鮮なブリを香ばしくサッと焼き上げ、自家製ポン酢ダレをかけた一品) - 刺身御膳
(市場で厳選した魚の刺身三種盛り ※ネタは日替わり) - 煮魚御膳
(市場で厳選した魚を継ぎ足しの特製甘辛タレでサッと煮上げました) - 宮崎豚せいろ蒸し御膳
(宮城県霧島産豚肉を現地より直送!蒸してヘルシーさっぱり) - しゅうまい定食
(宮崎産ひく肉を使用したおっきなしゅうまい!固形燃料でアツアツのまま提供) - しょうが焼き定食
(宮崎産豚肉使用!パスタも入って鉄板調理!自家製ジンジャーソースでどうぞ) - 豚丼定食
(宮崎産豚肉を自家製タレで甘辛く仕上げた一品) - 豪華 てまりや御膳
(ミニ海鮮丼・蒸したてしゅうまい・ホタテクリームコロッケの超豪華ランチ)

どれもこれも食べてみたいものばかりで、決めるのにとても悩みました😋最終的に私が選んだ定食は、お店の前に置いてあったご主人手作りの見本「本日の煮魚」が気になったので、そちらを注文しました。
お料理を目の前にすると品数に圧巻
料理が運ばれてくると、なんともビックリ!このお魚のデカさ。本日の煮魚は「ほっけ」、しかも丸一尾と贅沢な一品。ほっけの身がプリプリで、見てわかる通りタレがしっかり浸透していて、身からにじみ出るほっけの旨味と甘辛タレの味わいが合わさり、ご飯がとってもすすむくんでした。

「ほっけ」といったら焼き魚が定番だと思いますが、煮魚もこれまた美味すぎました。ほっけ大好物で頻繁に食べるのですが、ほっけの顔を初めて見ました(笑)
ご主人の人柄が温かい
ご主人の毛木 利昭(もぎ としあき)さんは、小さい頃からショッパーを愛読していてくださっていて、当時楽しみにしていた「4コマ漫画」の話や、毛木さんの若い頃の写真などで盛り上がりました。店内での毛木さんは、ランチのピーク時間になってもお店を一人で回されており、厨房とフロアを行ったり来たりでとにかく大忙し💦厨房にいながらもフロアの様子に気を配り、お客様を待たせることがないよう心掛けていました。

毛木さんは一見強面ですが話が上手でとても愉快、なによりとても優しい方です🤗 忙しすぎてトコトコとあっちこっち行く姿が、外でかわいい手作りの見本や手書きの看板を見ていたこともあって、失礼かもしれませんがだんだんと可愛く見えてきました(笑)
そして食事をしている最中に「サービスなんで食べて」と、しゅうまいをご馳走して下さいました😍しゅうまい定食も気になっていたのでとても嬉しかったです。
固形燃料で蒸している状態で出して下さり、「湯気がブワーッと出たらフタを開けて」と、蒸したてをいただきました。中にはお肉がビッシリつまっていて、とってもジューシー。これまたごはんがすすむくんでした。
最後にコーヒーで、至福のひと時を過ごしてお店を後にしました。

このお値段であれだけの品数を食べられるのは嬉しいですし、色んな味を少しずつ堪能できるので、特に女性には本当に嬉しいランチだと思います。ご主人が長い間、海鮮居酒屋をやられていることもあり、漁港近くの定食屋さんでご馳走になっているような気分になるほど、とても贅沢なランチタイムを過ごすことができました。
住所/八王子市初沢町1277-5 牛若丸ビル2F
☎042-666-1919
営業/昼 11:30~15:00(L.O.13:30)
夜 17:30~応相談(前日までの予約制)
休日/月曜日