イベント相模原市

相模原市の大学生らで結成された紙芝居パフォーマンスチーム「ぱらぴりぱー」

コロナ禍で多くのことが制限される中、「地域の人々を笑顔にしたい」という思いで、相模原市の大学生らで結成された紙芝居パフォーマンスチームがあります。相模原市内を中心にボランティア活動を続ける5人組を代表して、メンバーの1人に話を聞きました。

さまざまな仕掛けのオリジナル脚本で上演

「周りを楽しませることが好き」という相模原市の大学3年生、田島颯さんが中心となって昨年結成した紙芝居パフォーマンスチーム「ぱらぴりぱー」。コロナ禍でエンターテインメントが制限される中、「身近な場所で多くの人を笑顔にできること」として思い付いたのが紙芝居。さまざまな仕掛けを融合させたオリジナル脚本で上演しています。

レパートリーの一つ「ゴリラぼうやのいただきます」では、紙芝居をめくって見せるのに加え、主人公のゴリラはパペットで登場。ぼうやと、母親や動物達を別のメンバーが演じ、演劇のようにせりふの掛け合いで話が進みます。子供も理解できるようにストーリーはシンプル。一方で音楽や効果音、ライトによる演出があり、緩急に富んだ仕上がりになっています。

これまでに障害者施設、子育て世代が集まる公共施設、大学での公演を開催。オンライン上演も可能だそう。「観てくれる相手によってストーリーや演出を変えます」と田島さん。共通しているのは、観客を巻き込んで参加してもらうこと。例えば、途中で食事のシーンが出てきたら「ご飯を食べる前に何て言うんだっけ〜?」等と客席に呼び掛けて言ってもらい、あいさつの言葉や大切さも学べる機会になっています。

未就学児の親子を対象に4月20日に上演予定

チームのメンバーは大学生5人。学業や就職活動の傍ら、地元を中心にボランティアで活動をしています。「観客の皆さんが笑顔になってくれるとやりがいがあります。卒業後も何らかの形で活動していけたら」と話します。今後の出演予定として、4月20日午後1時より座間市立市民交流プラザ・プラっとざま(電042-705-3610)で、未就学児の親子対象に公演をします。3月15日午後1時から申し込みを受け付け、定員になり次第終了。5月15日、ユニコムプラザさがみはらで絵本をテーマにしたイベントに出演予定。いずれも観覧無料。今後は町田市でも活動予定。詳細は、ホームペ-ジインスタグラムを参照。

 

ぱらぴりぱー
・今後の出演予定
4月20日 午後1時
未就学児の親子対象
観覧無料
座間市立市民交流プラザ・プラっとざま
☎042-705-3610
【受付】3月15日午後1時より申込受付
※定員になり次第終了
ショッパー 町田・相模原周辺版 3月18日号掲載
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