八王子駅南口、サザンスカイタワー八王子3階の桑都日本遺産センター八王子博物館(通称=はちはく)で、次のイベントが行われます。
紙芝居「松姫ものがたり」
3月27日 午後2時~2時半、ガイドボランティア有志による紙芝居の第1作「松姫ものがたり」。戦国大名・武田信玄の娘で武田家滅亡の際に八王子に逃れ信松院を開いた「松姫」。戦国の世という激動の時代に生まれ、運命に翻弄(ほんろう)されながらも、強く生きた松姫の人生を、分かりやすく紙芝居で紹介します。
郷土資料館ガイドボランティア20周年記念展示
3月31日まで、郷土資料館ガイドボランティア20周年記念展示。これまでの活動成果を資料やパネルで展示。
八王子車人形~170年の歩み
車人形は、ろくろ車(箱車)に乗った人形遣いが一人で一体の人形を遣う人形芝居です。幕末に、現在の埼玉県飯能市で生まれた山岸柳吉(初代西川古柳)が考案し、多摩地方を中心に関東一円へ広まりました。養蚕や織物で発展した八王子では、明治時代に伝えられて以来、八王子車人形西川古柳座によって継承され、親しまれてきました。
令和4年(2022年)1月21日、国の文化審議会は「幕末から近代にかけての我が国の人形芝居の変遷を知る上で、重要な位置を占め、(中略) 地域的特色も示して重要である」(文化庁ホームページより)として、重要無形民俗文化財への指定を文部科学大臣に答申し、指定の見通しとなりました。これを記念し、八王子車人形のコーナー展示を3月31日(木)まで開催しています。国重要無形文化財指定記念展示「八王子車人形~170年の歩み」(第2期)。女形を中心とした人形や芝居道具など八王子車人形に関する展示を実施中です。
桑都日本遺産センター 八王子博物館
八王子市子安町四丁目7番1号
サザンスカイタワー八王子 3階
☎042-622-8939
開館時間 10:00~19:00
ショッパー 八王子周辺版 3月25日号掲載