高尾山花だより

高尾山花だより その42

そろそろ暑い季節ですが、日差しを避けて沢沿いを歩くのも快適なハイキングのコツです。
沢の岩にユキノシタが咲いていることがあります。雪の下でも葉が青々としているのでこの名が付いたらしい。大きな花弁が2つあるのが特徴。

ユキノシタ(雪の下)1号路に咲いています

ハナダイコンは山麓、民家の庭先等に咲いています。ムラサキハナナ、ショカッサイ等の別名もあります。別名がいっぱいあるのがご存じ彼岸花。

ハナダイコン(花大根)裏高尾にいっぱい

小さな花をいっぱい付けているのがコゴメウツギ。高尾山のあちこちに咲いています。

コゴメウツギ(小米空木)稲荷山コースにもあり

下向きに花が咲いているのがエゴノキ。花もきれいですが、地面に落ちた花のじゅうたんもいい感じです。

エゴノキ(野茉莉)小宮公園にもあり

 文・写真 遠藤進


高尾山こぼれ話

高尾山を案内する時に、木へんに春はと質問するとツバキ(椿)、夏はと聞くとエノキ(榎)、冬はと聞くと分からない人もいるがヒイラギ(柊)という。
最後に秋はと聞くと殆んどの人は分からない。答はキササゲ(楸)であるが、パソコンでも変換ではでてこない。
手書き入力で何とか探せる。
キササゲは野菜のササゲと同じような豆。

揺籃社 発行「高尾山おもしろ百科」より

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