高尾山花だより

高尾山花だより その45

「ヤッホー!」山頂で富士山に声かけするのは最高です。クサギの木は白い花が咲き、良い香りがします。それなのになぜ「臭木」なのでしょう?それは葉をちぎると特有の臭いがするからです。どんな臭いかはお試しください。

クサギ(臭木)明るい林の縁などに

キハギはハギの仲間の中では一番樹木らしいので「木萩」と付きました。

キハギ(木萩)1号路や5号路に多い

ベニバナボロギクは先端の赤い花が下向きに咲き、花が終わると綿毛が飛び出します。その綿毛が布くずのように見える事からこの名が付きました。サワギク、ダンドボロギクなどが仲間です。

ベニバナボロギク(紅花襤褸菊)湿り気のある畑や山地に

林の縁で紫色の小さな花が細い茎に咲いていたらアキノタムラソウです。

アキノタムラソウ(秋の田村草)沢沿いや林の縁に

 文・写真 遠藤進進、山中京子


高尾山こぼれ話
高尾山のビアガーデンは東京で一番標高が高いところにある。ケーブル駅のすぐ近くなので、歩いて登らなくても行ける。八王子の夜景を眺めながら、生ビールとバイキング料理が楽しめる。運が良ければ都心の夜景も見えるかも。通常、夕方は下りのケーブルが混雑するが、夏だけは登りも混んでいる。
揺籃社 発行「高尾山おもしろ百科」より
トップへ戻る
タイトルとURLをコピーしました
sub1
sub1
previous arrow
next arrow