一般財団法人 児童健全育成推進財団は、ナイキジャパングループ合同会社とパートナーシップを組んで実施している運動遊びプログラム『JUMP-JAM(ジャンジャン)』が今年で6年目を迎え、東京都内に587か所ある児童館のうち、5館に1館以上が登録、132か所へと拡大しております。
JUMP-JAMとは
JUMP-JAMは、子どもが運動遊びを楽しみ、より健康的で幸せな人生を歩むための自己肯定感や社会的スキルを養う観点から開発した、子どもが自然に身体を動かすような工夫を施したプログラムです。千葉工業大学の引原有輝教授(東京都「子供の体力向上専門家会議(分析部会)」委員)監修により、子どもの人数や年齢、場所の広さに応じた62のゲームが考案されており、子どもが遊びのなかで身体を動かし、体力や筋力、敏捷性や持久性を増進するとともに対人関係能力や問題解決能力を高め、子どもの健全育成に寄与します。
スポーツ庁長官優秀賞団体部門を受賞
2021年6月から2022年5月までの期間には、コロナ禍にもかかわらず延べ約2万8千人が参加しました。運動が得意ではない子どもが身体を動かすことが好きになったり、主体的にゲームを先導する「キッズリーダー」が生まれたり、コミュニケーション能力の向上がみられ、異年齢の子どもたちの交流にもなっています。2021年12月には、厚生労働省・スポーツ庁が主催する「第10回健康寿命をのばそう!アワード」の生活習慣病予防分野において、スポーツ庁長官優秀賞団体部門を受賞しました。
スタッフトレーニング
2022年6月には、JUMP-JAMを実際に体験するスタッフトレーニングを実施しました。新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、約2年半ぶりに対面での開催となりました。当日は80名が参加し、参加した職員からは「実際に自分でやってみて楽しみ方がわかった」「子どもたちと遊ぶときのイメージを膨らませることができた」等の声が聞かれました。
八王子市・日野市・町田市の登録児童館(2022年7月現在)
八王子市:南大谷児童館、浅川児童館、川口児童館、北野児童館、中野児童館、館ヶ丘児童館、中郷児童館、元八王子児童館
日野市:みなみだいら児童館
町田市:南町田子どもクラブつみき、木曽子どもクラブきそっち、小山子どもクラブ、子どもセンターただON、子どもセンターつるっこ、子どもセンターばあん、子どもセンターぱお、子どもセンターまあち
※オフィシャルサイト( https://jump-jam.jp/ )で、プログラム内容・ゲーム・体験できる児童館などの情報を紹介しています
児童館について
18 歳未満の子どもが自由に無料で利用することができる児童福祉施設です。全国に約4,400か所あり、子どもが楽しく遊びや運動をすることができます。各児童館では、専門職員(児童厚生員)によりさまざまなプログラムを実施し、子どもの健全な育成を行っています。
(児童館・児童クラブの情報サイト「コドモネクスト」: https://www.kodomo-next.jp/ )
主催:児童健全育成推進財団について
子どもの健全な育成を図るため、地域で活動する児童館・放課後児童クラブ・母親クラブの活動を支援しています。また、児童館職員等の人材育成のための各種研修会等を実施し、子どもの健やかな成長・発達を推進するための育成環境づくりに貢献しています。

運営:ルーデンスジャパンについて
運動遊びやスポーツの普及に係る人材育成等を行うことにより、すべての人が等しく健康で豊かな未来を切り拓いていける社会形成並びに身体的・精神的・社会的に健全な状態を維持・増進できる環境づくりを行っています。
助成:ナイキ (ナイキ・コミュニティ・インパクト) について
ナイキは人間の可能性を解き放ち、コミュニティを形成する上でスポーツが持つ力を信じています。私たちはこの信念を、Made to Play というスポーツと遊びを通して子どもたちに体を動かしてもらい、より健康的で幸福な人生を送ってもらうための取り組みを行っています。地域のパートナーおよび世界中の社員とともに、世界中の1700 万人以上の子どもたちを支援しています。
