長袖や重ね着を楽しむ秋になりました。新たに洋服を購入する際に、ついつい持っている色味や形を選んでしまうこともあるのでは。本当に自分の似合う色や形を知れば、おしゃれの幅がぐっと広がります。パーソナルカラー診断や骨格診断をするサロンスタッフに秋のファッションに役立つポイントを聞きました。
白のトップス選びから始めよう
メイクが薄めでも顔色が良く、生き生きと見える洋服の色をパーソナルカラーと呼び「しみやしわも目立ちにくくなるので、年齢を重ねてきた人にこそ知ってほしい」と話すマッケナ美佳さんと井手尾純子さん。
誰もが持っているような白いシャツやブラウスにも、似合う色や形があるそうです。肌、黒目と白目、髪の色で本来は判断しますが、大まかには、アクセサリーのゴールドが似合う人がイエローベース(以下イエベ)、シルバーはブルーベース(以下ブルベ)となります。どちらかわからないときは、第三者に見てもらうのも良いそうです。イエベはオフホワイト、ブルベは真っ白を選ぶのがお薦め。「瞳に色が反射して顔映りが変わるんです」と井手尾さん。
イエローベースでナチュラル骨格のマッケナさん
たっぷりした生成色の麻シャツで柔らかい雰囲気
ブルーベースでストレート骨格の井手尾さん
ジャストサイズの真っ白なシャツで
さらに、骨格を肌質で見分けると、トップスの形も分析可能に。張りのある肌はストレートタイプで体の形に合ったもの、柔らかくもちっとした肌はウェーブタイプでボウタイやビッグカラーで柔らかめの素材、薄い肌はナチュラルタイプで麻等の素材で大き目のボリュームが出るものが良いそうです。
色に挑戦するには
白以外の色に挑戦する場合は、イエベは明るい華やかな印象の春、落ち着いた色味の秋、ブルベはエレガントな夏、クールな色味の冬と、大きく4つに分けられるので、各季節内の色の展開で試すのがベスト。青色一つでも各季節で濃淡や明暗等が異なるため、自分の季節で色味の特徴をつかめば、服選びがうまくなりそうです。「〇色系が似合う、という概念も変わるかも」。
色の組み合わせの簡単な方法は「同じ色味の濃淡の組み合わせから始めると失敗が少ないです」。一番似合う色は顔の近くに、挑戦したい色はパンツや小物等、顔から遠ざけて使うとアクセントにも。「同じブランドで重ね着をすると色は合わせやすい」とも。「似合う色や形でさらに魅力を引き出せます。好きなファッションで楽しんで」と2人。
MJサロン
マッケナさんと井手尾さんは町田市に拠点を置き、独自のパーソナルカラー診断や骨格&ファッション診断、手持ちの服で着回しヘルプ等を請け負う他、片づけ収納アドバイス、ヘナ染め相談等も受け付け。出張も可。Youtubeで情報発信も。問い合わせ▶mjsalon618@gmail.com

ショッパー町田・相模原周辺版 2022年9月16日号掲載