「サ活」「ととのう」といった言葉も生み出したほど熱狂的なファンも多いサウナ。肌寒くなるこれからの季節、手軽に体を温めて汗をかく方法として挑戦してみては。2種類のサウナを備えた温浴施設で、人気の理由や楽しみ方を聞きました。
ゆめみ処 おふろの王様町田店
遠赤外線でじんわりと汗をかけるキングスサウナ
相模原市南区鵜野森にある「ゆめみ処 おふろの王様町田店」は、高濃度炭酸泉をはじめ4種類の内湯と露天風呂に加え、2種類のサウナが好評です。キングスサウナは約90度で湿度が低く、遠赤外線でじっくり汗をかける点が特徴。溶岩と塩サウナを融合させた低温スチームサウナの富士山溶岩蒸風呂もあります。
至福感を味わう「ととのう」
サウナの利用方法は人それぞれですが、一般的には、5〜10分間サウナに入り、1〜2分間水風呂に漬かります。その後座ったり、横になったりして休憩、という一連の流れが1セット。休憩しながら〝至福感〞を味わうことが、よく聞かれる「ととのう」という状態です。「じんわりと汗をかいて血流を促し、身も心もほぐれるのがサウナの良さです」と店長の髙橋哲朗さん。注意点は、前後に水分補給をして、自分のコンディションに合わせて利用すること。「限界まで頑張り過ぎず、八分目で出るくらいがお薦めです」。最近は若い学生グループや、会社帰りに1人で立ち寄る女性と客層も多様。コロナ禍で遠出をせず、運動不足を感じている人が、ストレス発散できる身近なスポットとして愛用しているようです。
サウナ後にも楽しみが
サウナを出た後に食事やドリンクを味わったり、グッズに凝ったりという楽しみ方も。頭皮や耳をガードしてくれるサウナハットは、おふろの王様オリジナル刺しゅう入りの物をコレクションする人も。今治製サウナハット5500円や、タオルを受付で販売中。
サウナをより楽しめるイベントも不定期開催
サウナの魅力をより体感してもらうために、プロ熱波師の鮭山未菜美さんによるロウリュアウフグースショーを不定期で開催。熱した石にアロマ水を掛け、発生した蒸気をタオルで仰いで利用客に届けるもの。短時間で汗だくになり、タオルを使ったパフォーマンスも見どころです。入館料金は、風呂やサウナが利用でき、平日が中学生以上850円、小学生300円、未就学児無料。レンタルタオル別料金。イベントは入館料の他に別料金がかかります。詳細はHPを参照。
相模原市南区鵜野森1-24-9
☎042-767-2603