地方では、現地の名産や産直品を販売する道の駅が人気ですが、地元でも、新鮮さや迫力、その地ならではのものを購入できる直売所が好評です。特徴ある直売品に出合えるところが近隣にもあります。
モナの丘
奥にあるレストランで食事した後買い物も楽しめます
●自家農園の野菜や手作りスイーツ
約3.5ヘクタールの敷地で、有機たい肥にこだわって土づくりをして、野菜等を育てています。農業体験施設としても人気で、今の季節はサツマイモの収穫体験が好評です。
葉付きニンジンを持つ代表
直売所は朝取れの自家製野菜がずらり。近隣農家の収穫野菜も併せて常時20種ほどが並びます。秋から冬にかけては根菜が多く、葉も食べられるとニンジンは長い葉付き。他に、茎を食べるというハス芋等、スーパーではあまり見られないものもあり、調理方法や食べ方はポップで紹介。
期間限定の飲む焼き芋とサツマイモタルトも販売
収穫したサツマイモで作った、飲む焼き芋とサツマイモタルトは、併設のレストランでも食べられる期間限定メニューです。
相模原市南区下溝4390
☎042-777-8586
町田薬師池公園四季彩の杜 西園直売所
●町田産の野菜や名産等が一堂に
行楽客はもちろん、地元の人もスーパーのように利用する直売所は、町田に関連した商品が大半。町田産の朝取れ野菜をはじめ、同市名産品、地場農産物を扱った食加工品他が並び、農家や店等60団体ほどが関わっています。鮮度の維持だけでなく、併設レストランでの使用で食品ロス削減等も含め、野菜の地産地消が消費者にも生産者にも良い循環を生んでいます。今の時季は栗、生の唐辛子、秋ナス、バターナッツ、葉ショウガや冬瓜が並び、夕方には棚が空になることも。
今の時季お薦めの冬瓜を持つスタッフの久保さん
「ポップにも力を入れているので、野菜の説明や調理法を見てください」と広報の清水さん。町田産の米を使ったおはぎや卵を使ったカステラ等も好評。
町田市本町田3105
☎042-851-8942
大野中(おおのなか)朝市
店主との会話も朝市での楽しみの一つ
●朝市で地元商店の食品メーンに
月2回、相模原市の古淵周辺で朝市を開催。第2日曜に市立しんふち児童館隣の古淵会場で、第4日曜に相模原南病院駐車場内の大野台会場で実施しています。当日は午前7時半頃からラジオ体操。終了後、午前9時まで出店。近隣商店を中心に、チャーシューやコロッケ、豆腐、洋菓子、パン、野菜、日本茶、豚もつ煮他バラエティー豊かな品が並びます。東北の物産品や、メダカの店が登場する日も。
一度に複数の店で買い物ができ「小さな商店街感覚で楽しんでみては」と出店者の1人、小出屋豆腐店の佐藤信夫さん。朝市をきっかけに後日、店を訪れる利用者も多く、地元の魅力を発見する場になっています。500円ごとの買い上げでシールがもらえるパスポートもあり、12月の開催日に抽選会も。「一緒に出店したい方はお声掛けください」と同朝市倶楽部代表の小川初男さん。
問い合わせ先(小川ミート)
☎042-744-0332