2022年10月14 日、八王子市明神町に多摩地区最大級の産業交流拠点となるコンベンション施設、東京都立多摩産業交流センター(愛称=東京たま未来メッセ)が開業しました。同地区最大規模の展示室を備え、これまでにない規模の催しも可能に。都心でしか実現できなかった見本市や国際会議などの開催が期待されています。
東京たま未来メッセ
京王八王子駅近くに位置する東京たま未来メッセは、大規模なイベント開催などに利用できる展示室・会議室等を備えたセンター(1〜3階部分)と都八王子合同庁舎、八王子市保健所を設置した地上7階、地下1階建ての複合施設。「展示棟」と「庁舎・会議室棟」からなり、展示棟の2階と庁舎・会議室棟の3階は渡り廊下でつながっています。
吹き抜けや壁面ガラスを通して陽光が差し込むホワイエ。ベンチは多摩産材を使用
多摩地区の産業を発展させる拠点として、展示会や見本市のための展示室、会議室、備品などの貸し出しをはじめ、催事の開催や運営をサポートし、東京都における産業の振興を図ることを目的に設立。愛称の「東京たま未来メッセ」は一般公募によって選定されました。
多摩地区最大規模の展示室
1階展示室 多摩エリア最大規模の展示室。高さ10mの天井は「多摩織」を模したデザイン。壁の一部には多摩産材を使用
約2400平方メートル、天井高10メートルの開放感ある1階展示室は、2000人を収容できる広さ。内部に柱がない広々とした空間は、展示会やセミナー、講演会等さまざまな催事に対応できます。また、多目的な活用を見込み、可動式の間仕切りで会場を2分割から4分割まで分割して利用することが可能。スタッフが休憩できる控室やパントリー(配膳室)も備えており、フード系やサブカルチャーのイベント開催も増えそうです。
展示室入り口に隣接する交流サロン。展示室催事の際に利用可
用途に合わせた大小7つの会議室
3階会議室 用途に合わせ26~100人収容できる第1~7会議室を設置。「交流」の観点から壁面にはガラスを大きく採用
3階の会議室は7室あり、広さは約50〜200平方メートル。最も広い会議室(100人収容)は可動式間仕切りで半室利用も可。小規模の展示会、企業セミナー、各種講習会、サークル利用など、用途や規模に応じた会場が選べます(利用料金は1室5000円から)。施設内容や利用方法などは東京たま未来メッセのホームページへ
八王子市明神町3-19-2
☎042-697-0802
一般向け11月のイベント情報
▶11月5日、6日=JA八王子農業祭
▶11月11日、12日=八王子ものづくりEXPO
▶11月23日、24日=八王子いきいき健康フェア