11月22日は、いい夫婦の日。プライベートはもちろんですが、仕事上でも良きパートナーとして活躍している夫婦に話を聞きました。一緒にいる時間を、公私ともに大切に思う2組。店や教室のときとは違う一面も見せてくれました。
趣味のサーフィン復活!2人の時間を楽しむ
◉タナカインテリア 田中喜一朗さん・幸子さん夫婦
それぞれがデザインした自慢のサーフボードを持つ田中夫婦
20代の時に、互いの趣味だったサーフィンで知り合い結婚。インテリア業界に飛び込んだ幸子さんは、はじめは知らないことだらけで苦労もありました。約20年前、店舗の設計や施工で活躍していた喜一朗さんが倒れたことが夫婦の転機に。亭主関白で家庭を顧みなかったという喜一朗さんの生活スタイルが180度変わり、今では食事の用意もしてくれるように。現在はカーテン設置等の現場作業を幸子さんと共にするまでに回復。 不慣れだった店の仕事が「今では接客が天職だと思っている」というほどに楽しんでいる幸子さん。子育てや夫のリハビリ、親の介護に追われた日々がようやくひと段落着いた5年ほど前にサーフィンを再開しました。休みの日は、2人で鵠沼へ波乗りに行き、帰りにお気に入りの店で食事をすることがとっておきの時間。
「いろいろあったけれど今が一番楽しい」と笑う幸子さんを見つめて、うなずく喜一朗さん。今だからこその何げない時間の大切さを、日々かみしめているのが伝わります。
相模原市中央区相模原6-25-10
☎042-752-0457
ダンスパートナーは本当のパートナー
◉坂本ダンスアカデミー・林間 坂本吏(つかさ)さん・愛さん夫婦
「踊れなくなるまで一緒に踊ろうと話しています」と坂本夫婦
学生時代に社交ダンスを通して知り合った2人。ペアを組み、13年前に結婚。その後スタジオオープン、2人の子育てと、公私共に協力して歩んできました。吏さんのことを「真面目で責任感が強い人」と信頼する愛さん。吏さんは、愛さんと一緒にいると「気を遣わずリラックスして過ごせます」。愛さんが出産した際は引退を考え、他のパートナーを探す話が出たことも。それでも、お互い「この相手でなくては」という気持ちは変わらず、組んで踊り続けています。
スタジオで生徒を指導しながら、JBDF東部総局所属のプロダンサーであり、外国人コーチのレッスンを受ける等、技術を磨く努力を怠らない2人。「いつまでも楽しみながら、自分達の踊りを追求していきたい」。
相模原市南区上鶴間6-27-5 フロレスタ2階
☎042-748-6501