生活八王子市

【取材記事】手話ダンスで身も心もハッピーに!八王子で「手話ダンス」を楽しむ市民サークル

歌詞を手話で表現し、リズムに合わせてステップを踏みながら踊る「手話ダンス」。手話がわからなくても、ダンスができなくても、年齢を問わず楽しむことができ、ほとんどの人が未経験から始めています。八王子市内で手話ダンスを楽しんでいるサークルに話を聞きました。

創作手話ダンス金踊会

創作手話ダンス金踊会は、八王子市長房ふれあい館で月2回、活動をしている手話ダンスサークルで、もうすぐ5年目を迎えます。もともとは市のマジックサークルで知り合った4人が、たまたま見学した手話ダンスを知り〝楽しそうだったから〞と細々と始めた会が、少しずつ広まり現在会員は8人。毎月の練習日のほかに、ボランティア活動として地域の高齢者施設や障がい者施設などで披露したり、日ごろの練習の成果をイベント等で発表したりしています。

歌詞を理解し手話で表現


全身に気を配るので姿勢が良くなる効果も

手話ダンスとは、手話を使って歌詞のイメージを『見る言葉』に変え、ステップや表情などと組み合わせて踊りにしたもの。おしゃべりの手話とは違い、歌全体の意味やニュアンスをくみ取って手話で表現します。「まずは歌詞を覚え、意味を考えた上で歌のイメージに合った表情や振り付けをみんなで考えます。詩の心や気持ちの部分を大切に訳しています」と代表の久保洋子さん。レパートリーは、童謡、演歌、ポップスなど28曲ほど。取材に行った日は「四季の歌」や「涙そうそう」、今月のイベントに向けてクリスマスソングを練習していました。

手話ダンスの魅力とは

会員の皆さんに手話ダンスの魅力を尋ねると、「手と足を同時に使うことで脳トレにもなり、手話とダンスが両方できるのが魅力」「発表会などで衣装を着たり、お化粧をすると若い気分になれる」「練習日が待ち遠しくて、今の自分の生きがいになっている」と。また、「70歳を過ぎて物忘れがひどくなり、手話ダンスを始めたところ物忘れがなくなった」「習った手話が活かせればと始めましたが、発表会を見に来た友達から『輝いていたね』と言われ、ますます夢中になっています」と、第2、第3の青春を楽しんでいる様子。

「来年1月からは『楽しい手話ダンス』に名称を変え、新生サークルとして活動します。和気あいあいとした楽しい雰囲気ですので、気軽に見学、体験にいらしてください。男性の参加も歓迎です」と久保さん。12月23日午後2時〜3時、長房ふれあい館多目的室でクリスマスイベントを開催。クリスマスにちなんだ曲などを披露します。観覧予約など詳細は、八王子市長房ふれあい館のホームページで。

お知らせ | 八王子市社会福祉協議会

 

❖ 楽しい手話ダンス
活動場所:八王子市長房ふれあい館
(長房町588、都営長房アパート西1 号棟1 階)
活動日:第2・4 金曜の午前10時~正午
見学・体験可。会員募集中
問い合わせ:代表の久保さん
☎090-3593-4047
ショッパー八王子周辺版 2022年12月2日号掲載
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