生活日野市

【取材記事】たき火を囲んで話そう!屋外型レンタルミーティングスペース「寄合処ひの」

日野市が主催し、ひの社会教育センターが運営する「寄合処(よりあいどころ)ひの」。たき火を囲みながら、パソコン作業やミーティングをしたり、おしゃべりをしてのんびり過ごしたりと、誰でもふらっと来て集える『新たな居場所』を屋外に設けたユニークな取り組みです。パチパチとたき木のはじける音を聞きながら心地よい時間を共有しませんか。

コンセプトはオープンエアーの会議室

コロナ禍で仕事の仕方や集まり方などに変化が生じ、他者とのコミュニケーションが取りづらくなる中で、屋外空間に注目し、たき火を用いたまったく新しい集いの場として実験的に取り組んでいるのが「寄合処ひの」です。感染症対策、たき火の効用、サスティナブルを兼ね備えたオープンエアーの会議室として、人やまちとの新しいつながりを生み出すことを目的としています。

フリースペースと占有ミーティングスペース

今年3月に多摩平の森で行った際の利用者の意見を踏まえ、10月からは日野市立湯沢福祉センターの前庭に会場を移して、毎月2〜4回ほど開催。誰でも利用できるフリースペースは、大きなたき火台を囲むように椅子が置かれており、隣に座った人と交流を図ったり、読書をしたり、ただただぼーっとしたり、過ごし方は自由。たき火にまきをくべながら贅沢なひと時を楽しむことができます。会場の一部をグループで貸し切りで使えるミーティングスペース(定員6人)は、午前の部、午後の部各回1、2組、最大2 時間半まで利用可能。AC電源、Wi‐Fi完備で、たき火台(トング、皮手袋、防火用バケツ含む)、まき、椅子、多目的テーブルなどが使えます。専用HPで利用方法などを確認の上、webから申し込みを。利用料は無料で先着順です。


貸し切りのミーティングスペース。まきは八王子・恩方地区の間伐材を活用

他にもブランコやハンモックで遊んだり、ちゃぶ台が用意され、持ってきたお弁当やおやつ等を食べたり飲んだりできます。先月は同所でアウトドア映画祭、全日本みそ汁選手権、ウクレレライブが開催され、子どもから高齢者までイベントを楽しみました。

「『寄合所ひの』にルールはほぼありません。これまで自治会の会合やサークルのミーティング、リモートワークの場として活用されてきましたが、皆さん節度を守ってご利用いただいています。自然が相手ですので途中で中止になることも。天候に合った服装でお越しください」と同センターの寺田達也さん。

寄合処ひの
焚き火が使える「会議室・コワーキングスペース・アウトドアパーク」
❖ 寄合処ひの
会場:日野市立湯沢福祉センター(日野市程久保873)
2022 年度の開催:12月15日、16日、17日
2023 年度の開催:
1月10日、12日、13日、26日
2月1日、2日
3月15日、16日、17日、18日
開設時間:午前10時~午後4時
(12月16日のみ午後8時半まで)
※ミーティングスペースを利用の場合は予約制
ショッパー八王子周辺版 2022年12月9日号掲載
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