生活町田市

【取材記事】晴れの日をさらに美しく!オーダーできるコサージュやアクセサリー「町田造花」

間もなく卒業式や入学式のシーズン。晴れの日を彩るコサージュや髪飾りを、オーダーで作ってくれるところがあります。自分だけのアクセサリーは、衣装に花を添えるだけでなく、思い出に残るものにもなりそうです。(写真:ジャケットに合うコサージュをオーダーする様子)

町田造花

町田市木曽西の「町田造花」は、結婚式のブーケやコサージュ、成人式や七五三の髪飾りの製造元として、1982年から始めました。通常は式場やメーカーから依頼を受け、受注製作をしていますが、希望があれば個人のオーダーにも対応。工房も兼ねる同社で打ち合わせを行い、コサージュなら1個2500円から受けています。花の種類や色、材質等をはじめ、当日に着る衣装と合わせることも可。製作期間は約1週間。同社は代表の岸義悟さんで2代目となりますが、創業当時と同じ手作業にこだわり、製造元の強みを生かした多彩な素材や数百もある金型、職人の優れた技量でさまざまなニーズに応えます。

町田造花 – 製造・直販の強みを活かしたオーダーメイドにより、"思い出の生地"や"防水生地"などで"一つから"でもオリジナル・コサージュをお作りします!

親子や夫婦でおそろいも


さまざな素材で作ることができるコサージュ

男性用にはミニコサージュ以外にスーツの襟元のフラワーホール用にも対応。「親子や夫婦でおそろいにすると統一感も出ますね」と岸さん。コサージュと同じトーンでイヤリングもできるので、シンプルでパターンが同じになりがちな服装でも、アクセサリーでおしゃれに差がつけられそうです。卒業、入学だけでなく、七五三や成人式等、着物用の髪飾りも受けています。「ちりめん他、着物向けの素材も用意していますので、ご相談ください」。

和紙製品のオーダー


ちりめんで作られた髪飾り(同後)と和紙製品の数々

同社は和紙製品にも注力。2020年度の町田市トライアル認定で「和紙で作る!かわいいおはな、カーネーション工作キット」を商品化し、ワークショップも開いています。最近では故人の棺の中に納めるため、例えばカメラや酒瓶等、趣味や思い出の品を模した品を作ることも請け負っています。東京都の無形文化財に指定されている手すき和紙の軍道紙(ぐんどうがみ)を使った和紙製品は今年からの新製品。和紙独特の風合いがありながら丈夫という特性がある軍道紙で、アクセサリー類を作ることはもちろん、盆栽風の桜の花や雛人形に添える梅や桃の花の他、枯れない仏花として飾れる菊の花等も製作。「個人から団体まで祝い事だけでなく、さまざまなシーンに沿うものができますので、オリジナルを楽しんでください」と岸さん。お問い合わせはお電話で。

 

❖ 町田造花
町田市木曽西4-28-1
☎042-793-5658
ショッパー町田・相模原周辺版 2023年2月3日号掲載
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