イベント生活町田市相模原市

【取材記事】地元から“発進”!活躍する次世代車「グリーンスローモビリティ&電動バイク」

環境問題が叫ばれる今、楽しく学んで、見て、聞いて、触れて、体験して、新たな気づきが喜びになる!をテーマにしたイベント「まちだECO to(いーこと)フェスタ」が3月5日に町田市バイオエネルギーセンターで行われます。当日登場する、地元に関連した次世代車の2社に話を聞きました。

配達からキャンプでも活躍する電動バイク(上段写真)

相模原市に生産工場を持つaidea(アイディア)は、2019年に創業した電動バイクのメーカー。屋根付きで、快適に走れる同社の3輪バイクは、日本マクドナルドや日本郵便等で採用、配達に利用されています。ここ数年、配達業務で需要が高まっている電動バイク。住宅地でも小回りが利いて、排気ガスを出さず静かに走る点が特徴。店舗や自宅で充電できオイル交換等が不要の上、「走るための電気コストは、ガソリン車の3分の1程度といわれています」と同社マーケティング部の成田裕一郎さん。

また「個人でも通勤や休日に乗ってみてほしい」とも。同社の看板商品でもある3輪バイク「AAカーゴ」は車両価格80万円台から。昨年、国土交通省による型式認定を取得し、一定の条件を満たせば、購入時に国や東京都の補助金が利用可。有料オプションで電源コンセントを取り付け、キャンプで楽しむこともできます。より小回りが利く2輪バイク「AAウィズ」もこの春登場予定。

観光に、日常に、街をゆったり巡る電動カート


鶴川団地を実際に走る4人乗り電動カートの運転席に座る西さん

モビリティワークスは、2018年に町田で会社を立ち上げ、脱炭素時代の新しい移動手段として、公道を走行できるグリーンスローモビリティの電動カート、LSVシリーズを開発。販売だけでなく、観光地回遊や高齢者の多い地区の移動手段としての利用を提案し、各地で実証実験やイベント時の送迎等、実績を積んでいます。町田市内の鶴川団地では既に導入されて3年ほど。団地とスーパー等を巡る日常生活の移動手段として有償利用されています。「高齢者の免許返納問題への一助にもなれば」と代表の西利也さん。

普通免許で運転でき、家庭用100ボルトの電源で充電可。時速20km未満の、ゆったりとした走行に加え、音が静かなので同乗者の会話も楽しめます。見た目も可愛らしいことから「何より街中に走っているだけで優しい気持ちになるのでは」とも。町田発祥の電動カートを、日本の各地で「さまざまな課題を解決するコミュニケーションツールにしていきたい」と西さんは話します。実証実験等の問い合わせは同社ホームページから。

❖企業情報
株式会社モビリティワークス
〒194-0021
東京都町田市中町1-4-2 町田新産業創造センター
https://www.mobilityworks.co.jp/

次世代自動車登場する環境イベント「まちだECO to(いーこと)フェスタ」

町田市下小山田町の町田市バイオエネルギーセンターで3月5日午前10時〜午後3時に、環境イベント「まちだECO to(いーこと)フェスタ」が開催されます。水素バスや電気自動車、燃料電池車、電動カート、電動バイクの展示をはじめ、ごみ収集車を使用したリアル収集体験、フードドライブ、分別釣りゲーム等、環境について見て、体験し、学べる企画を用意。午前10時半、午後1時15分には同センターごみ処理施設特別見学会があり、各5分前まで受け付け。当日、同センターの愛称名も発表予定。他にステージイベント、キッチンカー、フリーマーケットも。雨天決行、天候によって中止になるイベントも。入場無料。当日会場へ。

❖イベントに関するお問い合わせ先
町田市環境資源部
環境政策課
☎042-785-5479
お探しのページを表示できません
ショッパー町田・相模原周辺版 2023年3月3日号掲載

 

トップへ戻る
タイトルとURLをコピーしました
sub1
sub1
previous arrow
next arrow