グルメ生活町田市

【取材記事】見て楽しい!食べておいしい!食卓を華やかにするトーストアート

1枚の食パンの上に食材で表現するトーストアートを知っていますか。市販品の材料で手軽にできて、最後は食べられることから、普段の食卓がより華やかになりそうです。その楽しさやレシピを、地元のフードアートコーディネーターに聞きました。

市販品や家にある物で自由に描く

約12cm四方の食パンをキャンバスに見立て、食材で絵柄を描くトーストアート。大和市在住のフードアートコーディネーター、小林奈代子さんは以前アイシングクッキー教室を開いていたことから興味を持ち、7年前に作ってみたのが始まりです。市販の食パンと冷蔵庫に残った食材を使用して手軽にでき、「見て楽しく、食べておいしい点が魅力です」と話します。

トーストアートに明確なルールはなく、自分の感覚で自由に作れます。例えばイチゴジャムと黒ゴマ、キュウリを使って小さなスイカに見立てる等、手元にある食材で違う物を表現するので、工夫と想像力で幅が広がるのも面白いところ。作る際に気を付けるのは、欲張って飾り立てずにメインのモチーフを決めること。またイチゴやミニトマトといった赤い食材を使うと、ポイントになって引き締まります。ペットや季節のイベントをモチーフにするのもお薦めだとか。「親子でやってみるのも盛り上がりますよ」。

食材を切って並べるだけのトーストアートレシピ

食材をゆでる等の下処理が不要で、初心者でも挑戦できそうなかわいらしいトーストアートを教えてもらいました。

■「コーンとパプリカのフラワートースト」


コーンとパプリカで花を表現するトーストアート

ピンセットを使うと細かい作業もしやすくなります

〈材料〉
・6枚切りの山型食パン1枚
・オレンジ色のフルーツパプリカ
・缶詰のコーン
・豆苗(トウミョウ)
・クリームチーズ
・ヨーグルト
◎ピンセット、小さいはさみがあると便利。

〈準備〉

  1. パンは約2分間焼き、表面を硬くします。
  2. クリームチーズは常温に戻し、少量のヨーグルトと混ぜ合わせます。
  3. パプリカを適当な大きさに切り、ホイップクリームの絞り袋に使う口金の丸い部分等を使って丸く型抜きします。

〈作り方〉

  1. 食パンにクリームチーズを、なるべく平らになるように塗ります。
  2. パンの上に丸く型抜きしたパプリカを置き、回りをコーンで花びらのように囲みます。
  3. 豆苗の茎に2枚葉が付いた箇所をはさみで切り取り、花の葉っぱに見立ててパンに置きます。

★ポイント
花を1つ並べたら、等間隔で斜めに並べていくと生地の模様のようにきれいに仕上がります。

 

❖小林奈代子さんプロフィール
調理師や豆腐マイスターの資格を持ち、テレビ番組や雑誌等でトーストアートを紹介。町田市のサニー・デイズ・デリで、日によって小林さんによるオートミールクッキー、ビーガンスイーツ等を販売。最近のトーストアート作品はインスタグラムで発信しています。

小林奈代子さんInstagram

ショッパー町田・相模原周辺版 2023年3月10日号掲載
トップへ戻る
タイトルとURLをコピーしました
sub1
sub1
previous arrow
next arrow