5月30日は、ごみゼロの日。町田市内で、Reduce(リデュース)、Reuse(リユース)、Recycle(リサイクル)の頭文字を取った〝3R〟を元にした、ごみの削減について、子供にもわかりやすく浸透させる活動をしている職員がいます。今月末にはイベントにも登場予定です。(写真:先月町田市バイオエネルギーセンターで行われた3Rまなびフェスタの「3R講座」で歌う、うまちゃん&ゆうちゃん)
オリジナルの歌で啓発活動
橋本祐子さんと馬川賢一さん
町田市役所環境資源部環境政策課3R推進係に所属する馬川賢一さんは、ごみ収集車の運転の仕事から始まり、ごみ削減の啓発のため、市内の小学校や幼稚園等を回る出張講座にも14年前から携わっていました。その中で「もっと自然に子供達に伝わる方法はないか」と考え、作詞作曲した『ごみ収集車のうた』を、話の中に織り交ぜました。「ごみ収集車〜とっても食いしん坊♪〜」。優しいギターのメロディーにのせた覚えやすい歌は子供も大人も「気づいたら口ずさんでいる」が大きなポイントです。
20代の頃はビジュアル系バンドとして原宿の〝ホコ天〞で腕を鳴らし、テレビ出演経験もあったという馬川さんだからできる〝歌の啓発活動〞をさらにパワーアップさせるべく、ピアノ担当の橋本祐子さんが加わったのが6年前。青色とピンク色のつなぎ姿で〝うまちゃん&ゆうちゃん〞のコンビ活動が始まり、市内のイベントに登場する他、コロナ禍ではYouTubeの町田市公式動画チャンネル「さんあーるチャンネル」で活動を続け、オリジナル曲も「さんあーるの歌」等6 曲に。啓発活動とは別に、馬川さんは〝うまけん〞という名前で、ソロミュージシャンとしてボランティアで市内を中心にライブ活動も4年ほど続けていて、音楽と切り離せない生活を送っています。
ごみを出さないためのアドバイスも
全く経験のなかった人前での音楽の活動を始めたことで、自らもごみ削減についていろいろ考えるようになったという橋本さん。整理収納アドバイザーの資格を取得し、ごみダイエットアドバイザーとして今年から個人で活動も開始。「ごみを出さないために、生活の中で簡単にできることを広めていきたい」と話します。
5月27日に木曽団地でイベント
JKK町田木曽住宅にオープンするコミュニティ型サービス拠点「ネコサポステーション町田木曽」のイベントの中で、5月27日午後1時から町田木曽団地名店街の広場に、うまちゃん&ゆうちゃんが登場。

ショッパー町田・相模原周辺版 2023年5月19日号掲載