毎年父の日に合わせて紹介する好評の、おしゃれな男性特集。時、場所、シチュエーションに応じたスタイルやこだわりを聞くと、充実した日々を送っている様子も伝わります。今話題のイケてるおじさま〝イケオジ〟の参考にしてみては。
カジュアルジャケットにポケットチーフで
レンブラントホテル東京町田・海老名 総支配人 田川祐介さん
白いクルーネックに明るい色味のポケットチーフを合わせて
町田と海老名以外に厚木のホテルへも赴き、接客に勤しむ中「やっぱり、お客さまの笑顔を見られるのが一番」と微笑みます。仕事では清潔感を意識し、3ピースにネクタイの柄や色でTPOを演出。プライベートではカジュアルなジャケットとパンツを合わせ、胸元を明るくするポケットチーフにポイントを置いています。「あると無いと全然違いますよ」。崩し過ぎていないので、ゴルフの行き帰り、ちょっとした集まりや妻との外出等、さまざまなシチュエーションにも着回しています。
息子達の成長に目を細めつつ「全然遊んでくれなくて」と父親の寂しい一面ものぞかせますが、青空の下、休日のバーベキューでエネルギーチャージ。服装だけでなく、オンオフの切り替えが仕事の活力にもつながっているようです。
町田市原町田3-2-9
機能性兼ねたシンプル大人スタイル
駄菓子店ぐりーんハウス 店主 除村千春さん
控えめな色ながら、それぞれにこだわりが感じられる着こなし
幼いころから慣れ親しんだ駄菓子店を人の縁を通じ引き継いで3年。オリジナルグッズやシェアキッチンも備える新しいスタイルの店で、本業の商業施設や個人の店舗デザインの仕事をしながら営んでいます。
若いころは個性的なファッションが好みでしたが、現在は白やベージュ、カーキ等のアースカラーが主。丈にこだわったシャツ、デティールが細かいニット地のパンツ、梅雨時にも重宝する撥水加工のスリムなブーツ等、機能性のあるアウトドア系ウエアをタウンユースにしたものも取り入れ、ひとひねり利いたデザインを楽しんでいます。
自分がかつて憧れ影響を受けた裏原宿の店のように、ファッションも会話も店内の音楽も「来る子供には人として向き合って、何かしらの刺激を与えられたら」。
町田市山崎町2200-3-17 山崎団地名店街内
日々楽しくをモットーに好きなスタイルで
広島風お好み焼き しゃんと 店主 熊谷義哉さん
金髪とひげ、遊び心のあるシャツがトレードマーク
熱々の鉄板でお好み焼きを作る仕事柄、カジュアルなTシャツスタイルが定番。シャツは、お酒やお好み焼き、動物といった、遊び心のあるモチーフのデザインを選んで着ています。
3年前、還暦を迎えたのを機に「何となく思い付いて」金髪に。周囲には驚かれたそうですが、トレードマークのひげと相まって「自分らしくて気に入っています」。
趣味は、休日に仲間と行くゴルフ。それ以外は特に運動していませんが、立ち仕事に加え、閉店後に約20分かけて鉄板を磨くことで「汗をかき、自然と筋力トレーニングになっているのでは」と笑顔に。「あまり我慢せず、日々楽しく」というモットー通り自然体でいることが、親しみやすさにも通じているようです。
相模原市南区相模大野8-3-1
☎042-749-1260