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植木の生産直売センター横田園の代表に聞く「自宅で果樹を育ててみよう」

春は植物の芽吹きや種まきの時季。果実がたわわに実る木々を見て「自分も育ててみたい」と思うこともあるのではないでしょうか。手軽にできる果樹栽培について、植木の生産直売センターの代表に話を聞きました。

植木の生産直売の横田園

町田市南町田にある「植木の生産直売の横田園」は、1万平方㍍の広大な敷地に250種、約2万2000本の苗木を育てています。根回しをしているので、気に入ったものを掘ってもらい、購入することができるのが特徴。苗選びのポイントは「根元が太くしっかりしたものを」とのこと。同じ種類でも大きさや枝ぶりで選べ、精通したスタッフに生育方法等のアドバイスを受けられます。

育てやすいかんきつ類生育のアドバイスも

初心者でも育てやすい果樹は、かんきつ類。例えばレモンはある程度育った苗を、この時季地面に植えるなら黒土7に腐葉土3の割合で、鉢植えのままなら、赤玉7、腐葉土3で、日当たりの良い場所に置きます。「鉢植えの方が実をつけやすいんですよ」と代表の横田竜雄さん。
肥料は木がなじんできたら、ゆっくり浸透する緩効性のものを。今年実をつけることもありますが、木が伸びなくなってしまうので早めに摘んで3年後を目安に。木の手入れは3月ごろ、春に出てきた芽は実がつくのでそのままにして、夏から秋に出た40㌢以上の枝は切ります。円柱形の茎が春芽で、角張った茎が夏や秋の芽。柑橘類は他に、ユズ、キンカン、甘夏、ポンカン等がありますが、11月くらいに食べられる早生みかんも育てやすいそうです。それぞれ、大きさは自分の背丈くらいの位置で切りそろえておくと、手入れもしやすく実も収穫しやすいのでお薦め。もう一つはラビットアイ系のブルーベリー。鉢の場合は赤土とピートモスを5対5で。同系統のものを並べて育てると7月ごろ実がつきます。「咲いた花すべてに実がなるので楽しいのでは」。

植木と花の大即売会実施

4月2、3日は大即売会を実施。植えているもの以外に鉢苗も登場。ブルーベリー1050円、レモン1980円他、植木や花苗も。1000円以上の買い物でポット花のプレゼントも。

植木の生産直売 横田園
町田市南町田1-43-36
☎電042・795・1331
ショッパー 町田・相模原周辺版 4月1日号掲載
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